米さまからのいただきものです

私の手元には文字通り頂戴した美麗な水彩の原画があるのですが……パソに取り込めませんで、
メール添付してくださった画像を加工してます。ごめんなさい<(__)>
ついでになにかお話つけてくださいとお願いもされましたので、下に駄文を付け足してみました。
が。読みたいのはこの後なんじゃないか!!と自分でも突っ込んでいます。あしからず(苦笑)
米さま、妄想力が足りませんでごめんなさい。
そして小悪魔な高耶さんのイラストをどうもありがとうございました。
改めまして御礼申し上げます<(__)>
















Lucifer



思わせぶりに伸ばされてきた彼のかいな
スーツをはだけ、タイを解き。
シャツのボタンを外していく指先を男は凝と見下ろす。
若々しく張りのある、大きさもほとんど自分のそれと変わらない手。長い指。清潔に整えられた爪。
その爪で小さな貝ボタンを摘みボタンホールを潜らせるのに、彼は少し苦戦している。
自分のときとは鏡写しの、他人への奉仕にはまだ慣れていないから。

俯いたその表情は見えない。けれど、
たぶん、彼は眉を寄せ、この上なく真剣な瞳をして両手の指先に集中しているのだろう。
だからその手を引き寄せて口づけたい衝動を堪え、される儘になっている。

ひとつボタンが外れるたびに、じりじり下がる彼の眼差し。手。 そのすべてが熱を帯びている。
と、それまで眼下にあった彼のつむじが突然動いた。
緩めただけのネクタイがどうにも邪魔になったらしい。手はボタンに掛けたまま口に銜えはねのけようと首を振って―――、 まともに彼と目が合った。

逸らされるかと思った。
一瞬で赤くそまった眦がその証拠、でも彼はそうはしなかった。
視線は逸らさず、むしろ挑発するみたいに交じらせあって彼は全部のボタンを外し、その掌を素肌に滑らせる。 下から上に、じわじわとセクシャルなタッチで。
堪らない。
タイを銜えたままの唇がつりあがる。肉食獣の笑みのように。

欲しいか?

言葉にしない問いかけに、煽られる。
堪らない。
男もまた同じ笑みを刻んで、ことさらにゆっくりと彼の腰に指を這わせた。











タイトルはバラの名前をお借りしました。
「光を帯びる者」・・・高耶さんそっくりじゃね??と。。。(^^;)
青系バラはブルームーンぐらいしか知らなかったのですが(おい)
バラの世界も日進月歩なのですね。。。
SSにもならない説明文、お粗末さまでした<(__)>











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